◎酸化チタン
光を集める触媒効果があり、光合成を促進します。また、酸化チタンが水と触れると酸化力の強い「ヒドロキシラジカル」という活性酸素を発生し、病原菌の活動を抑制します。また、活性酸素が還元されていく過程で、水と一緒に酸素が発生するので、農作物に酸素を補給する働きもします。
◎二価・三価鉄(磁性流体)
農作物が光合成を行う際に必要不可欠な物質であり、長期間「根」より安定供給することにより、農作物が自ら生長しようとする力を補助します。しかし、二価・三価鉄のみでは、不十分であるため、カルシウムイオンやマグネシウムイオンとの相乗作用により、効果が増大します。
◎ゲルマニウム
農作物の光合成を促進します。半導体であるゲルマニウムは、プラスイオンにもマイナスイオンにもなり、この性質によって、農作物のからだの中で、「交通整理」をするような働きをする。作物の葉で行われる光合成は、光を受け止めた葉緑素から電子が飛び出すことからはじまる。電子はマイナスであり、それを受け止めて光合成をスムーズに進めるには、葉の細胞がマイナス側に偏っていてはうまくできない。葉に硝酸イオンがたまってマイナス側に偏っているとき、ゲルマニウムがプラスイオンとなって、光合成で飛び出した電子がエネルギーをうまく伝達します。
◎カルシウム
農作物の細胞と細胞とを強固に結びつけ、根の正常な発育にかかせない成分です。また、土壌の酸性度を調整する働きもあります。
◎マグネシウム
農作物が光合成するときに必要な葉緑素の構成に不可欠な成分です。また、リン酸の吸収を助けたり、農作物の各種酵素に働きかけタンパク質やアミノ酸の生成を促がします。
◎銀
銀は、金属の中でも、特に酸化力(物質から電子を奪う力)が強く、あらゆるものを酸化します。銀の抗菌効果は毒素によるものでなく、銀のもつ酸化力によって細菌のたんぱく質を変性させ、細菌の活動を押さえ込みます。
◎銅
新芽が花や実のつく成熟した株になるために必要な成分です。光合成の働きを活発にします。
◎マンガン
酸化酵素の作用を助け、光合成の働きを活性化します。また、たんぱく質をつくる作用に関係しています。
◎亜鉛
植物の生長速度が上がり、特に茎と根の生長を促進します。また果実の肥大を促進します。
◎ホウ素
新芽や根の生長促進などに必要不可欠な栄養素です。
◎モリブデン
酵素を運ぶ役目、特に硝酸態窒素を吸収し、アンモニア態に還元する酵素の構成要素に関係しています。
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