日本では、古くから稲作を中心に自然とのかかわりを重視した循環型の農業が営まれてきましたが、戦後の食料増産政策に端を発し、化学肥料や農薬を大量に使用し続けてきた結果、現在では、土地がやせ細り、地力が著しく低下、採れる作物は、十分なビタミン・ミネラルなどの栄養成分が蓄えることができにくくなっています。
また、施した肥料も地下水中に流れ、河川や湖沼の富栄養化の一因となっているのです。
わたしたち「エコス農業法人」は、もう一度食のあり方を見直し、微生物が住みやすく植物との間で食物連鎖が保たれた自然循環型の生きいきとした土壌環境を蘇らせ、食の安定的な確保と日本の農業の再生に立ち向かっていきたいと考えています。
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