「タケミ菌」は、バチルス・サブチルス属であり、納豆菌の一種です。
Bacillus subtilis takemiの名称で国際特許を取得しております。
遺伝子分析により、一般の納豆菌と99%相同性があります。

 

 


「タケミ菌」は、酸素があるとよく増える好気性菌であり、
良好な環境では31分で分裂し子供を作りますので、
一般微生物より増殖が早く、孫、ひ孫…と次々と増えていきます。
死んだ「タケミ菌」は、抗菌性で有害微生物を死滅させる
強力なエネルギーとなり、連作障害を改善します。
「タケミ菌」は、核酸・アミノ酸・有機酸などを産生し、
土壌での肥料工場にもなります。

 


連作障害を改善するには、土壌中の有効微生物の絶対数を多くすることです。
「タケミ菌」は、有害微生物をおさえ、有効微生物の絶対数を多くする微生物です。一般に農林水産省で規定している有機農産物では、化学合成肥料、
化学肥料、化学合成土壌改良剤を使用しないで3年以上を経過し、
堆肥など(有機質肥料)による土づくりを行った圃場で収穫された
農産物と規定しています。
これは、過剰投与された化学肥料の鉱物質になった窒素成分を有効微生物が
分解するのに必要な時間といわれています。
「タケミ菌」はその微生物学的特徴により、3年以上かかる有機肥料
連続投与の処理時間を1/2以下に短縮して、連作障害を改善します。


「タケミ菌」は、キチン質を含有し放線菌の増殖を促す為、植物の有害菌であるアスペルギルス菌、ウエルシュ菌やフザリウム菌などカビ類に対して強い増殖抑制(抗菌作用)を持っています。

 


一般の微生物は、生きていくための栄養分となる材料を分解・吸収するなかで、
地球温暖化の原因となる炭酸ガスを放出します。
しかし、「タケミ菌」は炭酸ガスを発生させません。
発酵分解には有機酸を産出し、植物の生長に必要な成分を生成します。


「タケミ菌」はシベリアの凍土から発見されました。
寒さに強いのが特徴です。
つまり、乾燥、低温、高温などの環境の変化が起こると、
「タケミ菌」はカプセル(芽胞)となって自分自身を守り休眠します。
そして、環境が良くなると(例えば温度10〜55℃)で目を覚まし、
増殖が始まります。このようにして「タケミ菌」は生き延びます。


「タケミ菌」は、硝酸態窒素・アンモニアを食べて有機態窒素に変換します。
家畜の飼料に混ぜて与えると、排出した糞の発酵を促進し、一番早く増殖して、
硝酸態窒素イオン・アンモニアイオン等も食べて、有機態窒素に変換します。
体内の酸素欠乏を防ぎ健康を維持する農産物となり、
また、臭気を発生させない環境を整備します。


「タケミ菌」は納豆菌なので安全であり食用となります。
一般に「乳酸菌」は人や動物に食べられると、胃などの消化管を
通過する際にほとんど死んでしまいますが、「タケミ菌」は
消化管内でも生存、増殖して酵素を出します。
そして、食物を分解、消化します。尚、糖を分解しても他の微生物と異り、最近問題となっている地球温暖化の原因である炭酸ガスを放出しません。
また、発酵分解後には有機酸を生成しますので、植物の生長を助長します。


無機窒素成分を有機態窒素に変換し固定します。
「タケミ菌」が増殖する時、窒素成分を餌とするので強力な土壌改良剤となります。
従って、現代の土壌の環境に適応・順応が速く、土壌改善のスピードがとても速いのが
特徴です。